Q5 地盤改良杭が固い地盤に届いていなくても、安全なの?

Professional Answer! 地盤に適した杭が選ばれ、安全性を確保します。
さらに高い安全性を求めるなら、
建物の強度などを含めた構造設計の検討を。
地盤改良杭には、支え方によって2種類の杭があります。ひとつは、杭と周辺の土との間に発生する摩擦力で支えるタイプのもの。もうひとつは、固い地盤まで杭を届かせ、その先端で支えるタイプのものです。
杭を固い地盤に届かせていないのであれば、それは前者の摩擦力で支えるタイプです。推定された土質からきちんと摩擦力が見込めたため安全性が確保できる、と判断されたと言えます。どちらが良くどちらが悪い、というものではなく、地盤の性質によって適した改良杭が選択されているのです。
そのためにも、まずは地盤の性質をきちんと把握することが大切です。しかしそれだけでなく、建物の構造や強度、基礎にかかる荷重の負担を含めて一体的に検討する。それにより、住まいにとって最適な基礎の設計を実現できます。一生の買い物である大切な家だからこそ、より正確に土質を判定できるボーリング調査やSDS®試験といった地盤調査はもちろん、構造設計までご検討いただくことをおすすめします。

ジャパンホームシールド株式会社技術統括部 
構造設計部 部長


一級建築士 末崎 洋平

土質がわかる新しい地盤調査。 SDS® スクリュードライバーサウンディング試験