Q6 中古住宅の購入を検討中。建物が心配…なにができる?

Professional Answer! まずは住まいの「健康診断」を。
特に、雨漏りと構造的なゆがみについては、
必ず確認することをおすすめします。
安心して中古住宅を買うためには、住宅インスペクションが必要です。住宅インスペクションとは、例えるなら「健康診断」。すべてが完全に分かるものではないけれど、兆候が見えてくる。そうすれば、もう一度詳しい検査をしましょう、そして悪い部分が見つかればきちんと直していきましょう、というステップに進めますよね。
住宅検査のプロとして、中古住宅を買うときに注意すべきポイントをあげるとしたら、それは「雨漏り」と「構造的なゆがみ」です。雨漏りは原因の特定が難しく、新築でさえ起こりうることなので、きちんと原因を究明しておくべきでしょう。また、これらは建物の骨組の腐食や損壊などにつながるケースが多く、補修工事にかかる費用もかなり高額となるため、十分に注意してください。
日本では欧米と異なり、住んでいる人が住宅のメンテナンスをしない場合が多く、さらに住宅インスペクションについてもまだまだ普及しているとは言えません。愛着のある家に安心して長く住むためにも、中古住宅に限らず、新築から10年をひとつの目安に、ぜひ健康診断と思い、住宅の点検を受けていただきたいと思います。

ジャパンホームシールド株式会社 取締役 
技術統括部長


一級建築士 1級建築施工管理技士 
宅地建物取引士 
石井 洋一

「レインボービューシステム」による雨漏り経路調査。紫外線照射発光により、7色に光って雨水の侵入口・侵入経路を特定する画期的な新技術。