地球から月までの距離は384,400km。地球を1周すると約4万kmですから、月まではおよそ地球を9周半したくらいの距離になります。
月の直径は約3,476km、直径約12,742kmの地球に比べ、およそ4分の1の大きさです。地球をサッカーボールとすると、月はテニスボールくらいの大きさです。
月は地球の4分の1大きさ、質量も81分の1ほど。そのため重力も地球の6分の1程度であり、月では体が軽く感じられ、高く飛び跳ねることができます。
月の表面は「月レゴリス」と呼ばれる砂で覆われた場所が多く、平均70~120μm程度の細かい砂が場所により数m~数十m堆積していると考えられます。
月レゴリスにはガラスでコーディングされている粒子やガラスのビーズなどが含まれており、このガラス質は、大小さまざまな隕石の月表面への衝突爆発によって生成したものであることが明らかになっています。
また、月面は色彩に乏しく、表面はすべて白や灰色、黒の世界だと思われているかもしれませんが、アポロ計画の月に降り立った宇宙飛行士はオレンジ色や緑色の月レゴリスも地球に持ち帰ってきています。
大小さまざまな隕石の月表面への衝突爆発によって生成したものであることが明らかになっています。
また、月面は色彩に乏しく、表面はすべて白や灰色、黒の世界だと思われているかもしれませんが、アポロ計画の月に降り立った宇宙飛行士はオレンジ色や緑色の月レゴリスも地球に持ち帰ってきています。
月の影の模様がウサギに見えることから、「月ではウサギが餅つきをしている」といわれますが、国や地域が違えば、他の色々なものに見えているようです。