正答率97%! AI解析プログラムが特許を取得。
戸建住宅の地盤調査や建物検査、基礎設計を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:斉藤武司、以下JHS)は人工知能(以下AI)で土質判別する層序判定装置とプログラムにおいて、特許を取得しました。
特許の概要
発明の名称 | 層序判定装置及びプログラム |
特許権者 | ジャパンホームシールド株式会社 |
特許番号 | 特許第6857167号 |
登録日 | 2021年3月23日 |
層序判定装置は、地盤調査(SDS試験など※2)で取得できる数値や地形データから 、AIで土質を判別する技術が組み込まれたものです。
従来の土質判別では、地盤技術者がいくつものデータを目視で確認しており、確認する技術者の経験や知識の影響で判断のばらつきや時間がかかるケースもありました。
今回、当社の地盤品質判定士が土質判別をした教師データを用意し、地盤調査によるいくつものパラメータと既存の地理情報システムデータをAIに学習させ ました。単純な数値学習だけでなく、層序の考え方など経験値の高い地盤品質判定士の思考(判断)も取り入れることで土質判別精度を向上させることに成功しました。
人による最終チェックは継続しますが、この特許技術により、人による判断のばらつきを抑制し、さらに安定した品質を効率的に提供することが可能になります。今後もAIに新しいデータを学習させ 精度を高め、さらなるサービス向上に取り組んでまいります。
※1 当社の地盤品質判定士が土質判別した結果とAIの結果が一致した割合。
(期間:2018年12月~2019年11月、25cm毎の土質区分データ数:219,112/224,064)
※2 SDS試験法(スクリュードライバーサウンディング試験法) 当社が地盤事故ゼロを目指して開発に携わった地盤調査方法。2010年の提供開始以来、SDS試験法を用いた地盤調査数は累計50万棟に達する。
▶当社の地盤解析が体験できる「地盤サポートシステム」についてはこちら
本件に関するお問い合わせ先
ジャパンホームシールド株式会社(https://www.j-shield.co.jp/)
本社:東京都墨田区両国2‐10‐14 両国シティコア17F
報道関係の方から:広報マーケティング部 児新(コニイ) TEL.03‐5624‐1545
住宅事業者の方から:地盤解析部 内山 TEL.03-5624-1547
JHS LIBRARY 編集部
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