地盤のトラブル「不同沈下」

不同沈下とは、地盤が建物自体の重さを支えることができずに不均等に沈下していく現象のこと。埋立地や軟弱地盤で発生しやすいといわれており、建物が傾くことで、外壁・内壁に亀裂が走ったり、ドアや窓の開閉が困難になったりすることがあります。

• 外壁・内壁の亀裂
• 家屋の傾き
• ドア・窓の開閉の不具合
• めまい等の健康被害も

JHSエンジニアリングの沈下修正工事のポイント

安心の対応力

• 家がなぜ傾いたのか？ 当事者の方は不安ではないでしょうか。JHSエンジニアリングでは、培ったノウハウを活かし、日本全国で家の傾きの問題に対応します。

  • 順序立てて対策案まで導くことで、お施主様の不安を解消できるようにご案内します。
  • 対策工事までのフローと概略費用を示しながらの対応で、ビルダー様も安心してお任せいただけます。
  • お施主様へ同行しての説明フォローも対応可能。

• 建物が沈下した原因を、可能な限り究明。原因を特定することで、再沈下させない恒久的な対策をご提案することが可能です。住宅地盤に精通した私たちだからこそできる、高品質の修正工事をお約束します。

  

受付から工事までワンストップで対応 【沈下修正工事の流れ】

• 01
  

  建物沈下発生

  沈下の状態をお聞きし、調査にお伺いします。

• 02
  

  建物の傾き調査

  建物の床、外周のレベル測定、地盤調査を行い、沈下の状況をくわしく調査します。 ※現地での調査及び測定等の費用は有償となります。

• 03
  

  沈下修正工事の計画・見積もり

  現地調査の結果と合わせて、周辺の地盤データ、ロケーション（地形図等）等も参考に、沈下の原因を究明。沈下原因と調査結果から適切な工法を選定し、現場状況に応じた工事計画をご案内します。

• 04
  

  沈下修正工事

  沈下原因に応じた適切な工法で沈下を修正。

• 05
  

  修正工事完了

  施工後の安心も提供します。 ※弊社契約書約款に基づく内容となります。

最適な工法をご提案

まずは再沈下しにくい工法をご提案します。でも、工事費用は高額です。
現場状況やご予算に応じた別工法提案も可能です。
その際には、再沈下リスクなど事前説明を実施します。

工法	地盤からの沈下修正工法			建物からの沈下修正工法
	鋼管杭圧入工法	耐圧版工法	注入工法	土台上げ工法
工法の工夫	建物の荷重を反力に、 鋼管を支持地盤まで ジャッキを使って圧入し、 建物を支持・水平修復する工法。	基礎下に耐圧板を敷設し、 住宅荷重を反力として これを加圧、建物を 持ち上げる工法。	軟弱地盤に薬液を 注入して地盤を固め、 支持するとともに 注入圧で建物を 水平修復する工法。	基礎から土台を 引き離して、 油圧ジャッキにより 土台部分から建物を 持ち上げる工法。
適用地盤	安定した地盤が深い	安定した地盤が浅い （2m以浅）	空隙が著しい地盤 やわらかい飽和地盤 地中障害物が混入した 地盤など	地盤が安定している 地盤沈下が終息している
不適地盤	地中障害物がある	安定した地盤が深い （2m以深）	擁壁・近隣構造物に 近接する	地盤が不安定 地盤沈下が進行している
長所	微調整が効く 施工実績が多い	微調整が効く	比較的安価	比較的早い 比較的安価
短所	工期が長く高価	適用範囲が狭い	近接構造物に影響を及ぼす 微調整が効かない	再沈下の恐れがある 基礎修復が必要となる ほとんどが室内作業
施工期間	長期（約1ヶ月）	長期（約1ヶ月）	短期（約1週間）	中期（約2週間）
備考	残土処理が発生する	残土処理が発生する	近隣構造物に影響を 及ぼすことがある 布基礎では施工不可	基礎修復が必要となる 床撤去が必要 （アンカーボルトを 外すため） 建物の構造に 影響を及ぼすことがある
おすすめ度	◎	○	△	△