デジタルソリューション

Digital Solution

蓄積した様々なデータや知見とデジタル技術を活用し、くらしの未来に貢献する

ジャパンホームシールドは、今までに200万棟の地盤調査と30万戸の建物検査を行い、日本全国の地盤データ・建物検査データを蓄積してきました。
これらのビックデータとデジタル技術を融合し、私たちにしかできないサービス提供で、より良いくらしの未来に貢献します。

ジャパンホームシールドは、AIやビックデータ分析などのデジタル技術と、いままで蓄積してきた地盤データ、調査・点検データ、オープンデータなどのデジタルデータを融合し、いままでになかったサービス提供でくらしの未来に貢献します。

地盤調査・建物検査業界が抱える課題とJHSの使命

日本地図の東京にあるジャパンホームシールドのロゴから、全国各地の建物へ線が伸びた図

地盤、建物検査データは活用されづらい

一般的に地盤調査や建物検査は全国展開していない企業が多く、全国の地盤・住宅データを蓄積することは簡単ではありません。そのため住宅・地盤データを有効的に活用できる企業は少なかったといえるでしょう。
ジャパンホームシールドは、全国を対象に地盤調査・建物検査を行っており、地盤データと検査データを蓄積し続けてきました。また従来より、アナログではなく、情報はデータで収集してきたため、蓄積された住宅地盤データは日本でもトップクラスです。
これらのデータを活用していくことは、私たちの社会的責任だと考えています。

ジャパンホームシールドの取り組み

ジャパンホームシールドが収集した住宅・地盤データをどう活用し、どのようなサービスを提供しているのか。その具体例をご紹介いたします。

じゃぱわんくんという犬のキャラクターと、地盤サポートマップの画面イメージ

蓄積してきた地盤の解析データと、くらしの安心情報を誰でも見やすく。
ー 地盤サポートマップ ー

ジャパンホームシールドの地盤の解析実績を誰もが気軽に見られるように、生活情報や防災リスク、地盤情報などを発信する「地盤サポートマップ」を提供しています。地盤サポートマップでは、その土地の地耐力に加え、地震や水害などのリスク情報など、人々の住まいとくらしに直結する土地データを見ることができます。

VR(バーチャルリアリティー)で未来の住まいを体験
ー ウォークスルー動画・CGパース ー

最新の住まいを見てみたいけど、遠くて行きづらい。家を建てる前に、部屋の様子などのイメージを確認したい。そんな要望を解決するため、パソコンやスマートフォンから、住まいの様子を体験できるウォークスルー動画やCGパースを提供しています。VRの技術でいつでも、どこでも、手軽に未来の住まいやくらしをリアルに体験できます。

直近の取り組み

AIで土質判別する層序判定装置が特許取得

人による判断のばらつきの解消を目的とし、SDS調査データから土質を自動判別するAIを自社開発し、特許も取得しました。的中率97%の正確さを保っており、技術者の経験による差を補う期待の技術として、さらなる開発が進められています

目測で計測→スマホで撮影、AIが解析。検査員の目→AIの画像解析。

クラック画像診断AI

ディープラーニングを用いて、スマートフォンで撮影された建物外壁のクラック(ひび)を、自動で検知しクラックの幅を高精度で測定するアプリケーションを、東急リバブル、Rist、JHSの3社で開発し特許を取得しました。

1.現場で得た計測値を人の手を介さず即時にデータ化。2.GPSを介してスマートフォンに送り、暗号化した調査データや写真をサーバーへ転送。3.ジャパンホームシールドへデータを共有。

GeoWebシステム

地盤調査や改良工事のデータを現場からクラウドに転送するGeoWebシステム※を導入しています。これにより、データの信頼性はもちろん事務所と現場で、写真やデータをリアルタイムで共有できるため、品質向上や工期の短縮に大きく貢献しています。

GeoWebシステムはジオサイン株式会社の登録商標です。

未来へ向けて

ジャパンホームシールドにしかできない、未来を創る。

地球温暖化に伴う気候変動は自然災害リスクの増大など、私たちの住まいやくらしにも大きな影響を与えており、
優先して取り組まなければならない課題のひとつです。

そして日本では、少子高齢化や、空き家の増加が加速し、住まいを提供する人も住む人も、
これまでとは違った取り組みが必要になってきています。

ジャパンホームシールドは持続可能なくらしと住まいの環境をサポートするために、これまでの経験と技術に加え、デジタル技術を最大限に活用し、
安全・安心・快適なくらしの未来に貢献していきます。