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地盤調査・解析実績が130万棟を突破
~土質が分かる地盤調査方法「SDS®試験」が好評~

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戸建住宅の地盤調査、建物検査を手掛けるジャパンホームシールド株式会社(所在地:東京都墨田区、代表取締役社長:斉藤 武司)は、地盤調査・解析実績が2017年3月現在で累計130万棟を突破しました。直近1年間の地盤調査実績では、当社独自の地盤調査方法「スクリュードライバーサウンディング試験(以下、SDS®試験)」が半数以上を占め、新たなスタンダードとして高い評価をいただいています。

地盤調査実績の累計棟数のグラフ 2017年3月に累計130万棟突破

当社は1993年から地盤調査業務をスタートし、2015年3月末には実績100万棟を突破。戸建住宅地盤調査・解析実績ナンバーワン※のリーディングカンパニーとして成長を続けています。

  • 木造(持家・分譲)、プレハブ造(鉄骨・鉄筋コンクリート)における 2015 年度地盤解析実績件数より(自社調べ)

当社の実績を支えているのが、地盤事故ゼロを目指して開発し、2010年より提供を開始したSDS試験です。現在主流のスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)では、地盤の土質構成を音や感触で判別していますが、SDS試験は従来の測定データに加え、回転トルク値などのデータを総合的に分析することで、より正確な土質判断が可能となりました。現在では、大手ハウスメーカーをはじめとする多くの住宅事業者様からご支持をいただいています。

ジャパンホームシールドでは今後も、優れた地盤調査・解析技術を通じて、世界中の人々 の安全・安心な住まいづくりに貢献していきます。

参考資料

ジャパンホームシールド 地盤調査の歩み

1993年 地盤調査業務をスタート。地盤調査・解析から品質保証まで行う地盤保証システムを業界に先駆けて提供
2010年10月 SDS試験の提供をスタート
2011年1月 地盤調査・解析実績が50万棟突破
2014年11月 SDS試験実績が10万棟突破
2015年3月 地盤調査・解析実績が100万棟突破
2016年9月 SDS試験実績が20万棟突破
2017年3月 地盤調査・解析実績が130万棟突破

SDS®試験について

従来の測定データに加え、回転トルク値などのデータなどを総合して分析することで、より正確な土質判断ができる次世代の地盤調査方法です。小型の調査機を用いるため、大がかりな試験機を必要とするボーリング調査に匹敵する高精度ながら、コストを抑えられるのも特長です。2010年の提供開始以来普及が進んでおり、SDS試験に関する論文が国内外で多数採択されています。また、優良な住宅部品の認定を行う一般財団法人ベターリビングより「先端建設技術・技術審査証明」を取得するなど、公的機関にも高い性能が認められました。

詳細はキャプションの通り
SDS試験 調査機械

SDS®試験の特許登録

特許番号 登録日 発明名称
4705520 2011/3/18 貫入試験方法
5173731 2013/1/11 貫入ロッド、並びにこれを用いた貫入試験機及び貫入試験方法
5291329 2013/6/14 貫入試験方法
5320081 2013/7/19 貫入試験方法
5385771 2013/10/11 貫入ロッド

特許権者:ジャパンホームシールド株式会社、末政 直晃(東京都市大学)、日東精工株式会社

SDS®試験に関する近年の論文(一部抜粋)

タイトル 発表年月 学会
「SDS 試験による有明海北岸低地の第四系の土質判別につい て」 2015年9月 地盤工学会
「SDS 試験法による土の力学パラメータの推定に関して(2)」 2015年9月 地盤工学会
「Evaluation of Soil Liquefaction Potential by Screw Driving Sounding Test in Residential Areas(SDS による住宅地の液状 化可能性の評価について)」 2015年11月 国際地震地盤工学会議
「Soil classification and liquefaction evaluation using Screw Driving Sounding(SDS 試験を用いた土質分類と液状化評価)」 2016年7月 地質工学・地球物理学国際会議