2022.03.18TEAM JHS

地盤の困りごとをチームの力で解決する

 

左から地盤解析部 技術営業課 藤野、地盤解析部 東日本解析課 豊島、草野、瀬川

 

ジャパンホームシールド(JHS)の主幹事業のひとつである地盤調査。膨大な地盤調査データと土地情報が組み込まれた独自の解析システムを用いて、地盤品質を見極め、地盤に関する困りごとを解決へ導きます。その技術支援と解析を行っている、地盤解析部 技術営業課の藤野祥太さん、東日本解析課の草野弘実さん、豊島遼子さん、瀬川拓人さんに話を聞きました。

 

取材・文 = 金井友子(新建ハウジング)

 

毎日約500件の地盤を解析

―まず、草野さん、豊島さん、瀬川さんが行っている「解析」について教えてください。

 

地盤解析部 東日本解析課 瀬川 拓人 2018 年JHSに新卒入社。大学では化学を専攻。オンラインサッカーゲームをきっかけに海外サッカーを観戦するように。好きな選手はマンチェスターシティのデ・ブライネ

瀬川 私たちが提供する『地盤サポートシステム』において、「調査」と「改良工事」の間にある「解析」を担っています。

 

簡単に言うと、住宅会社様から依頼された地盤について、改良工事の要不要を判定し、必要であれば安全性と経済性からどういった工法が適切かをご提案するのが私たちのメイン業務です。

 

住宅会社様と直接お会いする機会はなかなかありませんが、電話やメール、調査報告書で名前を覚えていただいている方もいるかもしれません。

 

判定も工法提案も丁寧かつ迅速に

地盤解析部 東日本解析課 豊島 遼子 2014 年JHSに新卒入社。学生時代は社会学を専攻。2016 年から 2021年11月まで関西支店、同12月から現職。中東の豆コロッケ「ファラフェル」がお気に入り

 

豊島 依頼された敷地と調査地が合っているかどうかの確認から始まり、近隣の地盤調査データや関連する土地情報と照らしながら解析を進めます。

 

解析の結果、工事判定になってしまった物件で個別の説明が必要な場合には、住宅会社様の先にいる施主様にも伝わるよう、専門用語を極力なくすよう努めています。

 

具体的には、地盤を「みこし」や「白菜の漬物」に例えるなどの工夫もしています。

 

草野 私たちのような「解析者」は、40名以上おり、毎日約500件ほどの地盤解析を行っています。1棟1棟、専門スタッフが解析システムを活用しながら慎重に判断したうえで、システムによるエラーチェックも行うため、信頼性の高い判定を出すことができます。

 

「ありがとう」がうれしい

地盤解析部 東日本解析課 主任 草野 弘実 2012 年に派遣社員としてJHS入社し解析部に配属、2014 年正社員になり現職。料理全般(和洋中仏伊)が得意で、最近熱中しているのはスパイスカレーづくり

草野 私たちの判定で改良工事の要不要が決まり、施主様にしてみれば大きな追加費用がかかるかどうかの分かれ道となるとともに、住宅会社様が提供する住まいの安全を支える重大な仕事です。

 

それだけに、地盤のプロとして判定はもちろん、解析結果や工事の説明にも力を尽くします。

 

工事が必要となったとき、住宅会社様にとって私たちは、うれしくない情報を伝える立場でもあるので、後で名前を出し対応を誉めてくださったり、「いつもありがとう」と信頼を寄せていただけるとすごく励みになります。

 

瀬川 私は、住宅会社様に寄り添う姿勢が伝わるよう、距離感が縮まるような会話や資料提供を日頃から心がけています。なかには地盤に関する困りごとがあったときに真っ先に私を頼って直接電話をくださる方もいらっしゃり、自分のスキルがお役に立てるのは素直にうれしいです。

 

豊島 解析業務を進める過程で、現地調査データや土地資料だけでは炙り出せなかったリスクに気づき、沈下事故にならなかったことを感謝されるなど、この仕事をしていると地盤の知識・経験を積んできて良かったと思える瞬間がありますよね。

 

地盤の問題をフレキシブルにほぐす

― 次に藤野さんの「技術営業課」について教えてください。

 

地盤解析部 技術営業課 係長 藤野祥太 2010 年JHS入社。関西支店に5年在籍した後、東京本社に。解析課を経て、現在の技術営業課で8年。アメリカやメキシコのプロレスやテクノミュージックが好き

藤野  地盤に関して、込み入った困りごとを抱えている住宅会社様を訪問し、地盤の現況や危険性、工事の技術的な内容についてご説明したり、課題に対する最適解をご提案するのが技術営業課の基本的な役割です。

 

現在は各拠点に1名以上配属されています。「地盤技術のプロフェッショナル」と捉えてもらうとわかりやすいかもしれません。

 

解析課が厳格なルールに従って地盤の判定を行うのに対し、技術営業課はそのルールだけでは判断できないイレギュラーなケースについて、現場の安全性を担保したうえで何ができるか、対処法を模索して解決に導きます。

 

以前、とある住宅会社様の造成プロジェクトの途中で役所から許認可がおりず、工事が進められないと相談を受けたことがありました。そこで、私が資料をつくり直して再提出したところ許認可がおり、造成も無事完了。とても喜んでいただけました。

 

また、最近の施主様は、地盤が強いか弱いかだけでなく、盛土や液状化、土砂崩れなど、地盤全般について知りたいという方が増えているので、住宅会社様と一緒に訪問して地盤のプロとしてご説明させていただくと、とても喜んでいただけます。こんなふうに、会社やチームの垣根を越えてお客様の相談や疑問にフレキシブルに応えるのも技術営業課の役割ですね。

 

草野 そんな技術営業課と私たち解析課が連携して現場の細かい情報を日常的に共有し、地盤と建物に関するさまざまな課題解決にあたっています。これは JHSならではの強みと言えます。

 

悩みに寄り添う地盤のプロに

―「解析課」「技術営業課」それぞれが目指すこの先の姿とは?

 

草野 解析課は、住宅会社様の困りごとや悩みを最初に吸い上げられるポジションにあるので、そこに寄り添える地盤のプロを目指したいですね。そして、住宅会社様への貢献は大前提として、その先にいる施主様にとってのメリットやベネフィットまでを見据えた解析業務をしていけたらと思います。

 

藤野 技術営業課は、地盤のプロという確固たる役割を担えるよう、私たち技術営業にしかできない道を切り拓きたいと思います。将来的には、地盤と建物のさらなる知識・経験を身につけ、地盤と建物両方の技術的なスキルを備えた人材集団へと成長できたら、もっと多くの住宅会社様のお役に立てるのではと考えています。

 

 

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JHS LIBRARY 編集部

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